「とうかさん」は、
広島県広島市中区、圓隆寺(えんりゅうじ)の別名であり、またはこのお寺で毎年6月に行われるとうかさん大祭のことを指します。(【2025年は6月6日(金)7日(土)8日(日)の3日間で開催されます。】地元では「とうかさん」と言う呼び方が一般的で、広島三大祭り「とうかさん大祭」、「胡子大祭(えびす講)」、そして「住吉神社夏季祭禮」の一つとして非常に賑わいます。
圓隆寺(えんりゅうじ)について
歴史: 圓隆寺は、江戸時代の初め、1619年に福島正則によって創建されたと伝えられています。もともとは別の場所にありましたが、原爆によって焼失し、現在の場所に再建されました。
ご本尊: 阿弥陀如来

とうかさん大祭について
開催時期: 毎年6月の第1金曜日から3日間【2025年は6月6日(金)7日(土)8日(日)の3日間】
主な内容:お参り: 多くの方が圓隆寺に参拝し、家内安全や商売繁盛などを祈願します。
露店: 境内や周辺には、様々な食べ物やおもちゃ、金魚すくいなどの露店が立ち並び、お祭りムードを盛り上げます。特に、胡子(えびす)講の流れを汲む露店が多く見られます。
とうかさんゆかた: このお祭りの時期に合わせて新しい浴衣を着るのが習わしとなっており、「とうかさんゆかた」と呼ばれる美しい浴衣を身につけた人々で賑わいます。
稚児行列: 華やかな衣装をまとった子供たちの行列が市内を練り歩きます。
神輿渡御: 地域の方々によって担がれた神輿が街を巡ります。
ステージイベント: 会場内にはステージが設けられ、様々な芸能や音楽のイベントが催されます。

とうかさんの魅力
歴史と伝統: 江戸時代から続く歴史あるお祭りで、地元の人々にとって大切な年中行事です。
活気と賑わい: 3日間を通して多くの人々が訪れ、街全体が活気に満ち溢れます。
初夏の風物詩: 新しい浴衣に身を包み、初夏の訪れを感じさせる風情があり、子供から大人まで、誰もが楽しめる要素が詰まっています。