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2025ひろしまフラワーフェスティバルについて

広島フラワーフェスティバルは、平和都市広島を花と緑で飾り、市民の心を豊かにするとともに、平和への願いを発信するイベントとして、1977年(昭和52年)に始まりました。

誕生の背景

終戦後、焼け野原となった広島の街に緑を増やし、市民生活に潤いを与えたいという願いが、フラワーフェスティバルの原点にあります。また、市民が主体的に参加し、活気あふれるイベントを通じて、平和へのメッセージを国内外に伝えたいという思いも込められています。

初期のころ

第1回(1977年): 初めての開催は、現在の平和記念公園一帯を会場に行われ、「花と緑と平和の祭典」をテーマに、市民による花の展示やステージイベントなどが繰り広げられました。
開催当初は、市民参加型のイベントとしての一面だけではなく、多くの有名タレントや歌手なども参加しステージを盛り上げ、趣向を凝らした花壇や装飾を競い合ったり、郷土芸能などを披露したりする場として賑わいました。
発展と変化

回を重ねるごとに規模が拡大し、花に関する展示だけでなく、音楽、ダンス、パレード、物産展など、多様な催しが行われるようになり、平和記念公園という特別な場所で開催されることから、「平和へのメッセージ」を発信する役割も年々重要視されるようになりつつあります。
折り鶴の展示や平和に関するワークショップなど、平和を考えるきっかけとなるプログラムも多く取り入れられ、近年では、環境問題への意識の高まりから、リサイクルや省エネルギーなど、環境に配慮した取り組みも積極的に行われています。

現在のフラワーフェスティバル

近年では、ゴールデンウィーク期間中の3日間を中心に開催され、毎年100万人を超える人々が訪れる広島を代表する大型イベントとなっています。市民ボランティアの活躍も目覚ましく、運営を支える大きな力となっています。

広島フラワーフェスティバルは、単なる花の祭典ではなく、市民の創造性と活力を結集し、平和への願いを込めた、広島ならではのイベントとして、その歴史を刻み続けています。


今年の見どころ

花の総合パレード
FF初日の5月3日、毎年、100団体8000人を超える参加団体は衣装や演出に花をあしらい、平和大通り約1.2kmをパレードします。

パフォーマンスパレード
最終日の5日を盛り上げてきた「きんさいYOSAKOIパレード」は、「パフォーマンスパレード」に生まれ変わります。平和大通りに長さ70㍍の360度ステージを6か所設けます。よさこいに加え、ダンスやバトンなど多彩な団体が躍動します。

ピースフラワープロジェクト 花育
「広島を花であふれる街にしよう!」という信念で2011年に始まった取り組み。例年、広島市内とその近郊の学校や施設など約120団体に花を育てていただき、FF期間中の3日間、平和記念公園に集めて展示します。終了後は県内の各地域へ配布し、大切に育てられています。

シンボル
FFのシンボルは「フラワーアンバサダー」「花の塔」。花の塔はカーネーションやペチュニアで飾られた高さ8m直径9mで平和記念公園に設営され、フラワーアンバサダーは祭りに花を添えます。